【漢方6】アレルギー体質の人は、意外な所でも症状が出ているかも
2016/05/29
漢方薬局に通い始めて2周期目で、高温期が17日間も続いたのが昨年の年末のことでした。
これは妊娠できる日も近いのではという期待を抱きながら年を越しましたが、残念ながらその後しばらくは進歩と言えるような進歩はありませんでした。
漢方3周期目
高温期が17日間続いた次の周期ですね。
D9に漢方薬局に行きました。
ちなみに、その時に「着床していたのかもしれませんね」と言われたのでした。
やはり生理前に不正出血をしてしまうので、子宮内膜が弱いのかもしれないとのこと。
産婦人科で診ていただいていた時は、いつも内膜は良かったのですが、漢方的に見るのとでは違うのかな?
そこで新しく飲むことになった薬が「帰脾湯(きひとう)」というものでした。
これは、内膜を引き締める効果があるそうです。
D20から飲み始めるようにとのことでした。
今回のお薬は
- 参茸補血丸(さんじょうほけつがん):血を増やす
- 健胃顆粒(けんいかりゅう):胃腸の消化を助ける
- 田三七粒(でんさんしちつぶ):不正出血時の止血効果
- 帰脾湯(きひとう):子宮内膜を引き締める
です。
上3つは前回から引き続きです。
お会計は約26,000円でした。
今回いつもより高いのは、参茸補血丸と健胃顆粒はしばらく飲み続けることになりそうなので、まとめ買いしたからです^^;
漢方薬局に通うようになってから、日々の体調を記録するようになりました。
漢方薬局に行くと毎回細かく聞かれるので、記録していないとちゃんと答えられなくて^^;
普段から、特に午前中は身体がだるくて動けないことが多いのですが、主に排卵期の前後や、生理前にその症状が強くなるようでした。
漢方を始めて3周期目は、排卵後に基礎体温がグンと上がらず、徐々に上がっていった感じです。
そして徐々に下がり始め、高温期10日目(?)で生理がやってきました。
漢方4周期目
D13に漢方薬局に行きました。
基礎体温は山型にはなっていましたが、途中で下がっていないのは良いとのこと。
それに今回はめずらしく生理前不正出血がなく、生理開始と同時に体温が下がりました。
(いつもは体温が高いまま、ダラダラと数日間出血が続いた後に体温が下がり、生理が始まります)
まぁまぁ良い状態なのかな?と思いきや、先生は午前中の体のだるさに着目していました。
実は、私は大腸ポリープを何度も取っています。
花粉の時期にアレルギーで腸が炎症を起こし、それを繰り返すことによってポリープができてしまうということでした。
そのことから私はアレルギー体質であることが想像でき、そのせいで体がだるいのかもしれないということでした。
アレルギー物質は全身の血液に流れていて、朝起きた時はそういう状態になりやすいのだそうです。
アレルギーの度合いとしてはそれほど強くはないと思うのですが、くしゃみや鼻水のようにわかりやすい症状以外にも、色々あるのですねぇ…
それから、健胃顆粒を飲んでいても、お腹の調子が悪くなることがありました。
やはり胃腸がうまく機能していなくて、食べ物から栄養を十分に取れていないようです。
今まで飲んでいた健胃顆粒は、いわば胃薬といいますか、ダイレクトに消化を助けるものらしいのですが、私の場合はアレルギーが原因になっている可能性があるので、アレルギーに効果があるとされる「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」を飲むことになりました。
ちなみに、花粉症の鼻水などのツライ症状も、漢方が効くらしいです。
冊子をいただいたのに捨ててしまったようで詳しいことはわからないのですが、補中益気湯とはまた違う薬だったかと思います。
効果は人それぞれだとは思いますが、症状が全くなくなる人もいるそうなので、花粉症にお悩みの方は漢方の先生の相談してみると良いかもしれません。
今回のお薬は
- 補中益気湯:アレルギーの改善
- 田三七粒(でんさんしちつぶ):不正出血時の止血効果
- 帰脾湯(きひとう):子宮内膜を引き締める
です。
この他、まとめ買いしていた参茸補血丸も続行です。
健胃顆粒は、せっかくまとめ買いしましたが、今回は補中益気湯を飲むのでいらないそうです。
ただし、胃の調子が悪い時に頓服するのは良いそうです^^
意外と即効性があって良く効きます♪
田三七は今までは毎日飲んでいましたが、今回は帰脾湯と同じくD20から。
お会計は約16,000円でした。
補中益気湯がちょっと高くて、28日分で1万円くらいですね。
補中益気湯はすぐに効果がでるようなものではないようで、その後も体調は変わりありませんでした。
今回も山型の基礎体温で、高温期の途中で不正出血があったり(排卵出血かな?)、貧血の症状が強くなったりしました。
高温期10日目あたりから生理前不正出血が始まり、基礎体温がガクンと下がった日というのがなかったのでよくわかりませんが、一応高温期15日目から生理が始まった模様でした。
生理前不正出血を防ぐための帰脾湯や田三七は、効いていないようですね。
とにかくだるい冬でした
漢方を始めた頃は、今まで朝起きるのが辛くて辛くてしょうがなかったのに、普通に起きられるようになって感動していました。
普通の人は、朝起きるのがこんなに普通のことなんだ!と。
関連記事:【漢方2】漢方で起こった奇跡
しかし、この頃にはまた朝全く起きられなくなり、一日中グッタリしていることが多かったです。
もしかしたら、冬というのが関係しているからかもしれませんが^^;
寒いし、日が短くていつも暗い感じなので、そういったことも影響していないとは言えないと思います。
ただやはり、基本的には血の巡りが悪いこと、血が足りないことが原因なのかなぁと思っています。
アレルギーが原因で?
→胃腸がうまく栄養を吸収できない
→貧血気味
→参茸補血丸で血を増やしたいが、胃に負担がかかるので少ししか飲めない
→生命を維持するために必要な臓器に優先的に血が流れるので、婦人科系の臓器に十分な血液がいかない
→妊娠できない
という風に、悪循環に陥っていました。
高温期が17日間続いた周期は、参茸補血丸を1回5丸飲んでいましたが、それ以降は胃腸の調子を悪くしてしまうので、3丸しか飲めないことが多く、調子が良いから5丸に増やしても、またすぐに調子が悪くなって3丸に減らす、という感じでした。
この次あたりから、漢方薬に頼るだけではなく、生活を見直す指導が始まります^^;
でもきっと、これが一番大事なことなんだろうなぁと思っています。
続きはこちら:【漢方7】胃腸が弱い人必見!あの食材の意外な(?)効能
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